「あれ?ご両親は?」 「あ、えと… 私、母子家庭なんです。 それでお母さんは海外出張、 お兄ちゃんのたっくんも研修… だから、1人で留守番です!」 私はなるべく明るく振る舞う。 って! こんなこと結城さんに言っちゃったら… …後悔先に立たず。 「…まじかよ。」 びっくりしてる。 …困らせちゃった。 「で、でも大丈夫です! ありがとう結城さん。 じゃあまた…。」 助手席の戸を開けて外に出ようとする。