その時、 群がる女子の間に 息を切らしながら走って来る生徒が見えた。 お、来た来た。 「桃!」 俺が手を挙げると 周りにいた女子も一斉に振り向いた。 桃は苦笑いしている。 なかなかこっちに近づいて来ようとしない。 控えめな所も かわいいなと思ってしまう。