ジリリリリリ!


激しい目覚ましで目が覚めた…

目を開ければいつもの天井…なんら変わりはない…


いつもと違うと言えば…昨日帰宅したままの服装だ…いつもなら可愛らしいパジャマをきているのに…


そんな事を考えていると昨日の出来事を思い出し…涙が溢れた…


あの人にとって私はお節介やきでウザく思われてた事…


自分なりに精一杯あの人の為に頑張ってやってきた事が一気に崩れた…


別に見返りを求めてた訳でわない…


ただ…あの人の笑顔を見たかっただけ…


伝わらなかった…


布団から出る気力もなく…ただ泣きじゃくるしかできない現状…


仕事に行く準備すら出来ない…

厚く腫れ上がった目を擦りながら天井を見上げた…


スグに歪む天井…


拭いても拭いても溢れだす涙…

私は布団の中でこう思った…


謝らなきゃ…