「美咲、瑠奈!なにしてる!!」 僕の声と同時に、翼が、 未来と美咲の間に割って入った。 「!翼…。だって…。」 瑠奈も美咲も何も言い返せずに 突っ立っている。 ”パサッー” 地面に黒い塊、未来の髪の毛だ。 「お前達、やりすぎ!!何したか わかってるの!!瑠奈ー!!!」 普段の翼とは、違う翼がそこにいた。 「…私、…、翼の事が、好きなの。」 「?えっ?」