「見ないで!!」 未来が、さえぎった。 同じ特殊な能力を持っている未来。 僕の気持ちが見えてしまったんだと 思う。 「ごめん…」 僕は素直に謝った。 「知られたくない事って あるでしょ。」 未来はそう言って、 帰っていった。 でも、未来が「見ないで!」 と言った時には、もう映像が 見えてしまっていた。