”別に、未来を嫌いなわけじゃない、 正直、好きでも嫌いでもない、 ただ、瑠奈には、逆らえないから…。 自分がいじめられるのは、絶対 嫌だ、だから…。” 僕は、こんな心の声を聞いて しまった。 美咲の心だった。 美咲だけではなく、似たような心の声は、 どんどん僕に届いてきた。 僕は、何気に隣の未来を見た。 ”しんどいな”