僕は、その日から、 特殊な能力とよんでいいものか わからないが、そういったものを 授かった。 なぜ、そうなったのかわからないが、 現実はそうなのだ。 だが、僕は、その現実に、 焦ったりとか、動揺とか あまりなかった。 案外、素直に受け入れていた。