「あれっ、未来ちゃん、すごく いい絵だね」 翼が、未来の絵を見て、 話しかけていた。 未来の書いてる絵は、 家があって、お花が咲いてて、女の子が 空にしゃぼん玉を飛ばしている絵だった。 「ねぇ、どうして、空の色塗ってないの?」 翼は、そう言い、未来の絵の具に青が 切れて入る事に気づき、自分の青色の 絵の具を持ってきた。 「はい、あげる」 「えっ?でも…」 「空ぬったら、完成でしょ。俺、 もう、出来てるから」 「…ありがとう…」