ヤンキーと俺と恋と




翌日。



授業が終わり帰り際、俺は冴島に言われた作戦をそのまま葉に伝えていた。




「──…まぁ…無理にとは言わないけど…」



話し終えた俺は恐る恐る葉の顔を見る。


果たしてどんな顔でこの話を受け止めて…



「マジで!?おもしろそーじゃん!!」



…葉の顔は俺の予想とは反し、キラキラと輝いてすらいた。



「え…、ちょ、待てよ?冴島だぞ?冴島と行動するんだぞ?」



どうも理解してないんじゃないか…?


そんな疑問を拭い切れず、改めて問い掛ける。



「わかってるって!つかアイツそんなキャラだったん?すげー意外!」

「うん…まぁ、それならいいんだけどさ…」


ちゃんと理解した上での答えだったようだ。なんでだ?冴島が恐くないのか?