後ろの席から憎たらしい顔で言ってくるコイツは設楽 葉(したら よう)。中学からの付き合いで妹の紗代とも顔見知りだ。 「…うるせぇ。俺もそうしてもらいてぇけど、何回言ってもダメだってよ」 「キビしぃねぇ。まぁそうでもしねぇとお前のテイタラクは治んねぇか」 「中村、設楽!黙れ!…なんだな!」 相変わらず謎な語尾に疑問をもちながら、俺は前に向き直り、なんだな先生の話を聞く事にした。