「──えー本日の活動内容は『愛美ちゃんの下校時を陰ながら護衛、無事家まで送り届ける』である。皆、心して任務を遂行せよ!」 「「イエッサー!!」」 …… 「な、なんだあの集まりは!?ファンクラブか?」 俺と冴島は草むらの陰に隠れ、その様子を見ていた。 「…………」 冴島は黙ったまま男共をジッとにらみつけている。 …… 「よし、では活動開始だ」 「待ってください隊長!」 「なんだ4号?」 …4号?隊長? なんなんだこいつら…頭おかしいんじゃねぇのか?