ヤンキーと俺と恋と



ははは…と自嘲気味に笑う俺。

…嘘だけど。

ホントは愛美にフラれたと思って落ち込みまくって、着替える気が全く起きなかっただけ。

でも…



「そ、それより何なんだ?き…昨日のこと、だよな」



嬉しさしか居合わせないような心境で尋ねる俺。

早く答えが聞きたかった。答えを聞けばきっとハッピーでアメージングな夏休みを送れると、そう思っていた。


前を向き、フゥーーー…と、愛美が長い深呼吸をした。


迷いがあるようだったが、意を決したか、話し出した。