ヤンキーと俺と恋と





「…たくさん間違った日本語使ってたろ!?漢字も全く出来なさそうで…」



つまりお前、バカのハズじゃん!?という言葉が喉元までせり上がる。



「心外だな歩人。確かに俺は国語が苦手だ。あんまり言葉知らねぇのに、つい知ったかで喋っちまう。…けど、見てみろよ」



龍が教科別成績優良者の所を指差す。


そこにはなんと…国語以外の科目で、ほとんど龍の名前があったのだ。



「…他の教科には自信あるんだ。ほら、何教科か愛美ちゃんにも勝ってるぜ?」



言葉通り自信を込めて、誇らしげに龍がいう。


…なるほど、わかってきたぞ。