ヤンキーと俺と恋と




「──…これじゃミッ○ーの足元にも及ばんなって、踊るキャラに思ったよ。動きが固い固い!愛美ちゃんもそう思わなかった?」



龍の言葉にそうだね~と笑う愛美。



中心に龍がいて、その右隣りに愛美、左隣りに俺、という配置で俺達は歩いていた。…が、龍と愛美は二人になった時の話で盛り上がり、俺は完全に蚊帳の外だった。



だが、俺はそれを不満に思う余裕がなかった。



愛美の気持ちを考えてると、それは当然なのかも知れない。



愛美が好きだと、気付いた今では。




──…これまでの愛美を思い返す。


俺の家に入り込んで無断で飲み物を拝借して飲んでいる愛美。

学校で俺と会って話が盛り上がり、俺の冗談に笑う愛美。

登校や下校の時、よく一緒になって帰ってくれていた愛美。



…ん?待てよ。