「俺は、また次回も来て下さいねって言われてる気がするな。今日はどうもありがとう、また明日もよろしくお願いしますって…」
遊園地には変わらず音楽が流れ続ける。俺はそれに少し耳を傾けた後、続けた。
「…この音楽にはそういう意味が込められてるのかなって。明日ってのは言い過ぎだけど、大ざっぱに言うと、昨日から今日、今日から明日へ…次に繋がっていく、前を向いた音楽だなぁって、そう思ってる。…まぁ捉え方は人それぞれだけど」
少し恥ずかしさが込み上げてきた。
俺がそう言った後、ユキがそうかもね、と呟き、苦笑しながら続けた。
「…中村くんって前向きなんだね」
「そう?…そうかもね。何事にもプラス思考、が俺の座右の銘だから」
あはは、とユキが笑う。

