龍が続けるように話した。 「そんな事ないよ!すげぇ感謝してる!あとは一緒にどっかに行けたらもっと感謝するんだけど!」 その言葉に、ピタリと愛美は止まった。 龍も、しまった!と言う顔をしている。 「いや!今のはアレです!言葉のツタってヤツだから、気にしないで…」 「…いいよ?」 「ですよねー?ツタにツタツタと巻かれて…ってえぇ!?」 龍は驚いた顔に変えた。俺も同じような顔をしている。