ヤンキーと俺と恋と

そして…


重い足どりで教室に入り、やはり先生に叱られる。



「お前は何度言ったらわかるんだな!?今日で四日連続なんだな!少しは早起きしようと言う気はないんだな?…ガミガミガミガミ……」



いや違うんです…今日は早く起きれたんです…

心の中で弁解するが、今は遅刻したとかしないとか、そういう事はどうでもよかったので、口には出さなかった。



「……まったく。じゃホームルーム始めるから席に戻るんだな」



ようやくなんだなから解放され、とぼとぼと自分の席につく。