ヤンキーと俺と恋と







「…背中は任せたぜ。歩人」


「おぅ…任せろぃ」






背中合わせで、ドラマや映画にありそうなクサいセリフをはきながら、周りを囲む不良たちと向き合う。





不思議と緊張感がなかった。




こんなヤバい状況でも、内に安心感があるのは、後ろにいる龍の存在だろうと思う。





その様子を見ていたタクマが、苦虫を噛み潰したような表情に変わる。





「…いちいち勘に触んだよテメェら…。


揃ってうぜぇってんだよっ!!!」