フラフラとした足取りで立ち上がり、俺は冴島と並んだ。 「…この人数じゃ不利だろ…。俺もやるよ」 冴島に戸惑いと焦りの表情が浮かぶ。 「ば、バカ言え!お前はケガしてんだろ!それじゃなくても──」 冴島の言葉を手で制し、俺は冴島の顔を見た。 …一つの決心と共に。 「…俺らは……親友だろ…? なぁ……─── ………