「……変わっちまったなぁ…お前。まさかお前の口から仲間やら友達やら出てくるとは思わなかったぜ。ずっと一匹狼だったお前がよ。一体どうしちまったんだ」 冴島とタクマは向き合ったまま、暫く沈黙が流れる。 「…俺は……」 冴島がゆっくりと切り出し、沈黙を破った。 「…俺はずっと一人だった。学校にいる時も、ケンカする時もずっと。それが一番楽だと思ってた」 その場の誰もが、黙ったまま冴島の話を聞く。タクマのみが鋭い視線を冴島に向けていた。