『っ………』 頬に拳を食らった冴島は、よろめきながら殴った本人を見る。 タクマもまた、強い瞳で冴島を見ていた。 『……わかった。なら勝負しろ。お前が勝ったら諦める。だが俺が勝ったらチームに入ってもらう』 タクマのその言葉に、冴島は少し間を置いて頷いた。 『……いいぞ。かかってこい』 気がつくと辺りは真っ暗だった。 起き上がろうとすると、体の節々に痛みが走る。 『いっつ……』