ヤンキーと俺と恋と




「…えー、その……好きです!」







「…いや、なんで告白だよ!それは前失敗したろ!」

「じゃなんて言えばいんだよ」

「んー…なんて言えばいいんだろうな?」

「俺が聞いてんだよそれは!」




──とりあえず仲良くなること。


例によっていつもの体育館裏で行われていたその日の会議は、それを前提とした話し合いで、第一声のシミュレーションをしていた冴島と俺だが、まともな解決策も出ないままダラダラと続けていた。



「俺と…その……つつ…付き合ってね?」

「なんだよその優しさと強引さを兼ね揃えた告白は…ってかまた告白になってる!」




「──…オーーーーイ!!!歩人!龍!大変だーーー!!!」