「ここは、どこ?」
「人間界と魔界を結ぶ道。とりあえずサエコはルカをここまで飛ばしてくれることになっていたから、オレは待っていた。ここから人間界まで、不慣れなルカ独りでは辿り着けないから」
「じゃあ、エンデが送ってくれるんだ」
「オレも、通り道だしね」
「って、エンデ・・・」
そうか、サエコは、彼は人間だったって。
あれ?元人間って言ってたっけ?
じゃあ、どこか違う場所へ帰っていくんだろうか。
「エンデが探してたのって、サエコだったの?」
「そうだ。ルカを送る係りに任命されてね」
「それは・・・・お世話になります」
「いえいえ」
「あたしが魔界なんかに召喚されてしまったばっかりに。でも、どうしてアキヒトはあたしを召喚したんだろう」
エンデはニンマリ笑った。
「人間界と魔界を結ぶ道。とりあえずサエコはルカをここまで飛ばしてくれることになっていたから、オレは待っていた。ここから人間界まで、不慣れなルカ独りでは辿り着けないから」
「じゃあ、エンデが送ってくれるんだ」
「オレも、通り道だしね」
「って、エンデ・・・」
そうか、サエコは、彼は人間だったって。
あれ?元人間って言ってたっけ?
じゃあ、どこか違う場所へ帰っていくんだろうか。
「エンデが探してたのって、サエコだったの?」
「そうだ。ルカを送る係りに任命されてね」
「それは・・・・お世話になります」
「いえいえ」
「あたしが魔界なんかに召喚されてしまったばっかりに。でも、どうしてアキヒトはあたしを召喚したんだろう」
エンデはニンマリ笑った。