闇と深紅に招かれて~完結編~

ちょっとした重量級のそれは、その隙に地面に落ちてしまった。

赤い表紙の本。

読めないタイトルの下に”禁帯出”と書かれてある。

持ち出してはいけない本。

いいのか?

慌ててそばによって、拾い上げた。

そのとたん、ぐにゃりと本の存在が揺らいだ。

え??

手の中で、それはゆっくりと剣に姿を変えた。

これで、戦えと。

ルカは剣をしっかりと構えなおした。

一縷ののぞみ、で、100体も切ったのだ。

いい加減、腕も上がっているに違いない。