闇と深紅に招かれて~完結編~

起き上がるのを、やめようかと思った。

けれど、ふっと、

目の前に、ひらひらと、カードが落ちてくるのが見えた。

扉の絵がかかれてある。

その面がルカの方へ向いた。

落ちながら、そこに、ラビの姿が現われた。

あ。

ルカの目が喜びにきらめいた。

けれど、喜んでいる場合ではない。


「これ、使って」


ふ扉をくぐったそれは、急激に膨らむ。

受け取ろうとしていたルカは躊躇してしまった。