闇と深紅に招かれて~完結編~

そこに、

カーシーがいた。

ルカを見て、ニッコリ笑う。

「だいぶ苦労したようだな。

成長している。

かなり、魔界に染まっているようだ。

大人しく捕まって食べられていれば、そんな苦労はしなくてすんだのに」

ルカの背中に嫌な寒気が走った。

整った顔に、横に長い目。

その目が、恐怖を掻き立てている気がする。

「それに、ナカマをこんな目にあわせなくてすんだのだ。

一縷の望みの番人も、この、死神も」