闇と深紅に招かれて~完結編~

石畳の、広い庭を歩いて、やっとそれに辿り着いて、

ルカたちは、中に入った。

ぽっかりと、馬に乗っていても通れるような入り口が、開いているのだ。

ひんやりとした、その中に入ると、真っ暗だった。

「壁に手をつくといい」

ルカは右手を壁に触れた。

左手を、エンデが握る。

「どうせ見えないんだから、目をつぶって。

そのまま、明かりが見えるまで歩くんだ」

ルカは目を閉じた。