闇と深紅に招かれて~完結編~

「内緒。一人で探したいから。

なんて・・・君こそ、探しているのは、何?

何でこんなところに」

言いかけて、やめる。

ルカは、ちょっと考え込んでいた。

探し物、なんてあったか。

そうだ。

探し物といえば探し物だ。

あたしは、あたしが仕える者を探さないといけないらしい。

「実は、あたし、牢獄から来たんだ。

それで、助け出してくれる人を探さないといけないらしんだけど」

「そうか。それなら、

オレが助けてやろうか?」

「でも、それじゃ、探し物が」

彼は可愛い顔で笑う。