闇と深紅に招かれて~完結編~

こんなところで、誰かに仕えなきゃいけないなんて、

イヤだ。

けど。

巨大クローゼットから、

動きやすい服をチョイスして着込んだ。

黒の上下。

なんだか、死神のようだ。

「さて、どうしようかな」

ここで、こうして居続けるのもどうかと思う。

いっそ鏡から出て、サエコのいる場所を探すか?

そうだ。

そうしよう。

無謀でも。