男の子のような声がした。
閉じ込められているんだから、いるに決まってるだろうが。
思ったけれど、黙っていた。
鉄格子の向こうに。小さなカタマリがいる。
木をおもいきり雑に削って作ってなんとかヒト形にしたような者が、ルカを見ていた。
「そこにいたのか」
彼は言うと、スッと鉄格子をすり抜けて、こちら側に入ってきた。
ルカはちょっとビクリとした。
何となく、それが怖かったのだ。
ここに来て、怖いようなものはたくさん見てきたのに、何で今更コレが怖いんだ?
自分で思ってちょっと笑った。
「お前はここで、誰かに助けてもらえるまでの間、閉じ込められることになる」
ルカは驚いた。
何だ?そのあいまいな牢獄生活拘束時間!!それに、いいかげんな釈放理由!!
「そのクローゼットの中身を好きに使っていい。どうにかして魔界の住人に気に入られるのだ」
「どうやって?」
「その鏡から、ランダムな場所に出られる。そこに居合わせた、なるべく級の高い悪魔に気に入られるようにするのだ。手段は選ばなくていい。そうして、ここへ迎えに来させることが出来れば、ここを出られる」
「そんな簡単なんだ」
「相手は選べ。その相手に仕えることになるのだから」
ええっ。
ショック状態のルカを置いて、彼は再び鉄格子を抜けて行ってしまう。
「なんだそりゃ」
ルカはつぶやいた。
閉じ込められているんだから、いるに決まってるだろうが。
思ったけれど、黙っていた。
鉄格子の向こうに。小さなカタマリがいる。
木をおもいきり雑に削って作ってなんとかヒト形にしたような者が、ルカを見ていた。
「そこにいたのか」
彼は言うと、スッと鉄格子をすり抜けて、こちら側に入ってきた。
ルカはちょっとビクリとした。
何となく、それが怖かったのだ。
ここに来て、怖いようなものはたくさん見てきたのに、何で今更コレが怖いんだ?
自分で思ってちょっと笑った。
「お前はここで、誰かに助けてもらえるまでの間、閉じ込められることになる」
ルカは驚いた。
何だ?そのあいまいな牢獄生活拘束時間!!それに、いいかげんな釈放理由!!
「そのクローゼットの中身を好きに使っていい。どうにかして魔界の住人に気に入られるのだ」
「どうやって?」
「その鏡から、ランダムな場所に出られる。そこに居合わせた、なるべく級の高い悪魔に気に入られるようにするのだ。手段は選ばなくていい。そうして、ここへ迎えに来させることが出来れば、ここを出られる」
「そんな簡単なんだ」
「相手は選べ。その相手に仕えることになるのだから」
ええっ。
ショック状態のルカを置いて、彼は再び鉄格子を抜けて行ってしまう。
「なんだそりゃ」
ルカはつぶやいた。

