闇と深紅に招かれて~完結編~

ということは、自分が裁かれるのか?

「裁かれる、覚えはないんだけど」

ルカは、ベットの上にあぐらをかいて座った。

キングサイズなベッド。

視界を真っ紅の布に仕切られた空間。

その中を見回した。

「お前は通称『一縷ののぞみ』と呼ばれる場所で、そこに眠る者たちを傷つけた」

ルカは、ハッと思い出した。

「でも100体までは多めに見てくれるはずでしょう?あたしは100体は傷つけなかった」

そう、ハントが言っていた。

「否、100対だ。そういう報告を受けている」

「ちょっと待って、でも、番人のハントが、あたしが傷つけたのは98体だって言ってたのに」

「そのハントもこちらの手に渡っている。きゃつが信用できると思うかね?」

信用?

どうなんだろう。