けれど、なんだか哀しくなる色と
輝き。
これは、クズハの魂なんだ。
ルカは気づいた。
魂はハムの手に守られながら、ク
ズハの体の上に移された。
「目を覚まさないと、この魂はこ
こにいる他の者の餌食だぞ。そう
したら、オレはまた、ハムスター
になる。いいのか?」
少し間があって、魂は、そっとク
ズハの体に入って行った。
クズハが起き上がる。
大人の姿は金髪碧眼だったけれど
カレは日本人だった。
なかなかりりしい顔の、小学校低
学年くらいの男の子だ。
本体がこんな年齢だとは思いもし
なかった。
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