三日月<本編>

《なにその余裕そうな顔ー…》


なんか悔しかった


でもそんな時間が嬉しく感じた。





ちあきの携帯が鳴った。

待ち合わせしていた友達からの電話。


前から楽しみにしてた、大好きなアーティストのライブに行く待ち合わせ。


だからちあきはテンションも上がって電話に出た。


「ついたっ?わかったー☆そっちまで行くわ!うん、じゃあねっ」



そう言って電話を切った後、


「じゃあねっ☆ばいばいー!」


拓也にばいばいした。



「デートかっ?浮気かっ」

そんな言葉が返ってきた。

そんなネタの会話は最近多かった。

たとえ拓也がふざけて言った言葉でも、ちあきは嬉しかったんや。


「ライブ行くねん♪」


それだけ言って走って友達のもとへ向かった。



《拓也は何考えてんやろう。どうゆうつもりなんやろ…》


そんな疑問がちあきの心の中でおっきくなってた。