三日月<本編>

夜10時半

ちあきはの意識はもちろん携帯。


≪ほんまに11時にメールくるんかな・・・≫


≪っていうか・・・拓也どういうつもりなんやろ。なんかやりとりが・・・
 ただの友達となんか・・・違うやん?≫


いろいろ考えたところで答えは出えへん。

携帯を常に傍において過ごしてた。






携帯の時計が11時ぴったりになると、ちあきは携帯とにらめっこ。






11時3分


メール受信:拓也


<ごめんおそなってー(><) 泣かんと一人で待てたかぁ?(笑)>


3分過ぎただけ。その3分はちあきには長く感じたけど、ちゃんとメールくれたことがうれしかった。


<がんばった☆(笑)>


そう返信する。



拓也から発される言葉に、たまに甘いものが含まれている気がして戸惑う。


でもそんなわけないって自分の中で否定する。



でもきっと学校で拓也を知ってる人に・・・男でも女でも、ちあきが戸惑う拓也の言葉の内容を言ったらたぶんビックリすると思う。



拓也はふざけて話したりはするものの、基本はクールだから想像つかへんと思う。


キザなタイプとか、いつもいつもそんな言葉をふざけて言うタイプだったら流すことできるんやけど・・・。