「艦長の指示に従わん者はこの船にはおらんじゃろ」
船医のドクだった。
「そうじゃろ?」
一人一人の顔を見る。
「わしは事前に艦長から説明を受けちょったから、事態がわかるが、みんなは一生懸命に理解しようしているだけじゃ。みな艦長を信用しとる」
僕は頷いた。みんなも頷いていた。
それを見た艦長が続ける。
「ありがとう。では簡単に説明だけしていく・・・」
「・・・表現が幼稚で申し訳ないのだが、我々は意図せずして”高速道路”に乗ってしまい見知らぬ土地まで来てしまったようなものだと私は考えている」
「高速道路・・・」クリスがつぶやく。
「帰る方法は一つ、この高速道路にまた乗るしかない・・・」
「ところが我々は知らぬ間に乗っていたので、乗り方を知らない」
「・・・だから可能なかぎり正確に方向転回をしたいのだ」
「でも、座標がわからないままでは・・・」
サラが口をはさむ。
「基準となる星があればどうだね?」
「それは、可能ですが・・・どれが基準に出来る星なのかもわかりません」
「クリスはどうだ?航海士の助けなしでは出来ないか?」
「あるにこしたことはありませんが、やってやれないことはないと思います」
クリスが答える。
「では、サラとクリスに尋ねよう・・・」
「位置や方向を確認するための基準があり、ナビゲーションシステムが機能した状態で航海士がしっかりと力を発揮したら、パイロットは正確なターンが出来る確率はあがるかな?」
「はい」と二人が声を揃えて返事をした。
「そこでだ、イタル」
艦長が僕の方に向かって言う。
船医のドクだった。
「そうじゃろ?」
一人一人の顔を見る。
「わしは事前に艦長から説明を受けちょったから、事態がわかるが、みんなは一生懸命に理解しようしているだけじゃ。みな艦長を信用しとる」
僕は頷いた。みんなも頷いていた。
それを見た艦長が続ける。
「ありがとう。では簡単に説明だけしていく・・・」
「・・・表現が幼稚で申し訳ないのだが、我々は意図せずして”高速道路”に乗ってしまい見知らぬ土地まで来てしまったようなものだと私は考えている」
「高速道路・・・」クリスがつぶやく。
「帰る方法は一つ、この高速道路にまた乗るしかない・・・」
「ところが我々は知らぬ間に乗っていたので、乗り方を知らない」
「・・・だから可能なかぎり正確に方向転回をしたいのだ」
「でも、座標がわからないままでは・・・」
サラが口をはさむ。
「基準となる星があればどうだね?」
「それは、可能ですが・・・どれが基準に出来る星なのかもわかりません」
「クリスはどうだ?航海士の助けなしでは出来ないか?」
「あるにこしたことはありませんが、やってやれないことはないと思います」
クリスが答える。
「では、サラとクリスに尋ねよう・・・」
「位置や方向を確認するための基準があり、ナビゲーションシステムが機能した状態で航海士がしっかりと力を発揮したら、パイロットは正確なターンが出来る確率はあがるかな?」
「はい」と二人が声を揃えて返事をした。
「そこでだ、イタル」
艦長が僕の方に向かって言う。


