調査にひとくぎりつけて、我々が泊まり込みの調査から帰ってきた日は嵐のように天候の悪い日だった。 嫌な予感がしたのを覚えている。 その予感は残念ながらあたってしまい、 すっかり冷凍睡眠状態になっていた千夏を研究室で見付けた。 それまでにも研究室にこもることがたびたびあったから、家内も他の所員も気付かなかったようだ。