「許可する」
艦長が音声に応える。
「ありがとうございます。航海士のサラは操縦室にいますか?」
艦長はサラの方に視線を動かしたのち、
「おります」と応えた。
気のせいかサラの顔色がおかしい。
「すみません。映像回線に切り替えます」
と音声の主が言うやいなや、
モニターに映像が映し出された。
先程、ジュニアがいた席に1人の男性が座っていた。
しぶい
というかキザな感じ
というかワイルド
というか・・ちょっとクセはあるがいい男だ。
「サラ。元気か?」
と、その男性は言った。
「ロイ・・・」
とサラ。
え?
ロイって、あのサラの?
艦長が音声に応える。
「ありがとうございます。航海士のサラは操縦室にいますか?」
艦長はサラの方に視線を動かしたのち、
「おります」と応えた。
気のせいかサラの顔色がおかしい。
「すみません。映像回線に切り替えます」
と音声の主が言うやいなや、
モニターに映像が映し出された。
先程、ジュニアがいた席に1人の男性が座っていた。
しぶい
というかキザな感じ
というかワイルド
というか・・ちょっとクセはあるがいい男だ。
「サラ。元気か?」
と、その男性は言った。
「ロイ・・・」
とサラ。
え?
ロイって、あのサラの?


