She and I・・・

「ドク・・・」
ブリーフィンクルームにいたのはドクだった。

「おう、イタルか。もう読み終わったのか?」
「レポートは。今、たまっていたメールの受信中です」

「そうか。その・・・、大丈夫か?」

「・・・いえ、大丈夫もなにも、まだよくわからなくて」

「そうじゃろのう。艦長はここで待って、誰かの悩みを聞いてくれと言ってたが・・・」

「艦長が?」

「おう。じゃから、なんでもきいてくれ」

「なんでもと言われても・・・」
不安なまま過ごしていた日々が、安心する間もなくめまぐるしく事情が変わり、混乱しているというのが正直な思いだ。

「何もわからんか」
「はい」

「わしも信じられんかったよ。艦長からその可能性を聞いた時にはの。でも、わしもジュニアを見知っとったから、あれを観たら信じないわけにはいかん。これは、現実。いや、これが現実なのじゃ」

「知っていたんですか?」

「ああ、相談されていた・・・」