「おはよ~う」 勝手知ったる他人の家と言うのはこの事を言っているのか、さっき起こしに行ったもう長い付き合いになるこいつはきっちり制服に着替えて、ものの数分で身仕度を済ませ俺の家に上がり込んでリビングにある椅子に座って水を飲んで居る。 「おはよう、百合葉ちゃん」 丁度お袋が朝食を並べ終えてニコニコと上機嫌に朝の挨拶を言うと頭を振って無言の挨拶。 いつもの見慣れた朝の風景、遅れて親父も椅子に座り皆合わせていただきますを合図にそれぞれが箸を動かした。