〜花魁〜



[……ねえ?もしさ―…

もしもだよ?また会える時が来たとしたら…

その時はさ―…あたし達、

姉弟として思える時だね。]



そう言った空に



[ほな、もう二度と会えないな]って

悪あがきをした俺。




[あたし達、これから始まるんだよ!今から幸せになるんだよ!光が幸せなら、あたしも幸せになれるから!やから…また、いつか会う約束をしよっ♪]



空と、指切りをしたんや。




――………



「あははー…、空らしいな。」


『やから、まだ会われへん!むしろ、一生会えない覚悟でおるし…。』



あの日、絡んだ小指が離れた瞬間に

[もう二度と会われへん。]

そう感じた――。




『姉弟に思える日なんて絶対に来やん!!』


こう言い切る俺に


「お前たち、2人揃って頑固やもんな――。ほんま似た者同士」


なんて、からかう大和。



『姉弟なんで似てても不思議じゃないやろ?笑』


「なあ―…?」


『んー…?』




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