〜花魁〜




『腹減ってない?』


「まだ空いてないかな〜多分。」


『じゃあ、先に行きたい所あるんだよね〜!!』


「そこ行こっ♪」




窓の外の湿った空気とは打って変わって、車内はこれでもかって位に賑やかで…


ルームミラーに映った自分の顔が、ふと目に入って…

今まで見る度に切なくなってた気持ちも

今日はドコか違うんや。




気付けば、あっという間に目的地に着き

30分の道のりも10分くらいに感じた――。




「ここ…、何買うん♪?」



来た場所は……

ペンギンのマークがデカデカと看板に書いてある全国チェーンの某ディスカウントショップ。




『花のマグカップと部屋着。後…バスタオルも!!』


「えっ…?」



目を大きく見開いてビックリする花をよそに、スタスタと店内に入って行く




『早く来ないと置いてくで?笑』


「でも―…」





――1時間後




「なんで?」「なんで?」しか言わない花を無視して買い物を続け



車に戻った時には、両手に袋をぶら下げいた。苦笑





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