〜花魁〜




『んー、寝れないんか?』


「そっち行ってもいい…?」


ん?そっち?

ソファーで寝たいって事?



『寒いからちゃんと布団かけて寝ろよ〜。』


なんて言ったものの、ワンテンポずれてから、会話になってない事に気付く…。



「やっぱ寒いんや。こっち来たらいいのに…。」


『俺の事は気にしなくていいから、ゆっくり休み〜』


「そんなに…いや…?」


『何が?』


「あたしと寝るの……。」



最近の若い子は大胆やなー。なんて関心してる場合じゃなくて!!



『えっとー…嫌ってか…』


困った…。返事に。



いくら空が好きや!って言っても、俺も男な訳で、

隣に女の子がいたら、気が散って余計寝れん…。



「あたし…光なら良いよ…。」



えっと…、何が良いんや?何も良い事なんてないと思うけど…



『訳の分からんこと言うとらんと、はよ寝えや〜。』



精一杯クールを装ったつもり。


だって、俺にはどうする事も出来ないし…

中途半端も嫌やし。





なんて…ただの硬派気取りなだけ。苦笑







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