〜花魁〜



黙って頷くと、空の病気の事を話し出した大和―…。



「1人目、産まれた時に…空が来たって言うたやん?その時に聞いたんや…。黙っててゴメンな……。」



そう言って、申し訳なさそうに話す大和の目にうっすらと涙が浮かんでいて、俺は首を横に振った。



『…知ってる。』


「えっ、」


『って言うか、知ったのは最近やけど……実は…』



成田 誠二が来た事を大和達に話した。





――…

―――……



成田と話した事を言い終えると「そっか…」と、一言だけ言って苦笑いをした。



「お前なら…絶対に、怒鳴ると思ったんやけどな。」



今更、怒鳴ったって…どうにもならない事くらい分かってるし…

そんなの、ただの八つ当たりに過ぎない事だって分かってる。
後ろばっか見てたらダメなんだって――。



そう、教えてくれたのは…間違いなく空と成田だ。




『さすがに…聞いた時は、怒鳴ったけどな―…。』



空の意志とか、プライドとか…そんなもん関係なしに逢いたかったって思ったのも事実だけど…。








「空と…話した時、こう言ってたんや…




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