「アタシ…生きてるよ?ここにおるんだよ?」
『意味…分からん。』
花の言いたい事が分からない。
何の為に、自分の胸に手を当てたのかも分からない――。
『ヤリたいん?』
「………。」
そうだ―…。顔だけなら空ソックリなんやから
それでいいやん。俺!!
わざと、部屋の電気をつけて
口では嫌がる花の服を無理やり脱がせて
思いやりなんて少しも持たない乱暴な行為…。
口から漏れる、空の声じゃない喘ぎが耳障りで
キスをして唇を塞ぐ。
貪るように…抱き締めて、キスをして
[空なんや]って思い込みながら
ひたすらセックスをした――。
『出て行きたくなった?』
「ならない。」
心のどこかで、俺の事なんて嫌いになって
出て行ったらいい!!って思ってた。
『しつこいね?』
そう言って、わざと笑うと
「光もね。」
なんて言われる始末。
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