家を出ると、まだ先に訪れるはずの春を匂わせる様な、 心なしか温かい風が舞い込んできて、そんな些細な事にすらドキドキする――。 式場には行くけど 参列はしない。 みんなの前に姿を表さない。 そう決めて、式場に向かった――。 他の人からしたら くだらない事だけど、 俺なりに悩んだ結果が コレなだけ。 中途半端に会って 中途半端に話をして その後の事を思うと… やっぱり空の前に姿を表したら アカンのや――。 俺のためにもね。 .