あしたなど・わかってたまるか・コノヤロー

妖精達は、すげぇゆっくりチャリンコこいで、すげぇゆっくり帰ってる。
めちゃくちゃゆっくり。


もちろん、オレらが探偵ごっこで後つけてるってことなんか、全く気付きもしねぇで。




「なぁ田口……、おまえ沢辺のことさぁ、好きなんだろ?」


井出が、フシギな質問をしてきやがった。


「好き?オレ、妖精のことよく知らねーのに、好きも嫌いもねぇよ」

「気にしてるってコトが、好きってコトなんだよ」