あしたなど・わかってたまるか・コノヤロー

「井出おまえ、妖精のチャリンコ1回見ただけでよく覚えたな。
…けど、あの色じゃあ覚えちまうかもな」

「あの色は忘れられねーよ。
…よし田口!沢辺がチャリンコ置き場に降りてきたら、俺らもダッシュで降りてこーぜ」




オレと井出は、残りのクッキー食いながら窓の外を眺めてた。

せーとが何人か帰ってくのが見えた。

オレのコーヒー牛乳がなくなっちまった。

何分かはわかんねぇが、何分か時間が経ってんのはわかった。

井出のサラサラ頭が風で揺れてやがる。