あしたなど・わかってたまるか・コノヤロー

「ハズレ!!!!残念!」

「せーかいは何だよ」


「タマムシ号でした!」


「……このチャリンコ、エメラルドじゃなくてタマムシ色だったのか?」

「え、これ、光に当たるとなんか違う色に見えるよ?
だからタマムシ号なの」

「だっせー名前だな」

「タマムシ号かわいくない??」

「かわいくはねぇだろ?」




オレらは、くだらねー話して妖精ばっかが笑いながら坂登ってた時、けっこー上の方まで登って来てることに気付いた。

けっこー登ったから、さすがにきつくなったオレは妖精を降ろした。


妖精がチャリから降りた時、坂の下から誰かが登って来てやがったことに気付いた。


『誰か』は、じゃっかん離れた場所から、妖精の名前を呼んだ。