あしたなど・わかってたまるか・コノヤロー

「あ!田口君、自転車じゃないんだ?!お家、どの辺?」

「ガッコーのすぐ近く」

「こっから歩くと遠いよね?」

「つーかさオレ、チャリンコこぐからおまえ後ろ乗れよ。家までこいでってやっから」

「え!いいよ!田口君帰り、めちゃくちゃ遠くなっちゃうよ?!」

「いーから乗れって。オレ、井出に送ってけって言われてんだよ」

「でもアタシ、家菊野台だし、菊野台の坂は二人乗りじゃムリだよ?」

「いーから乗れって。ムリんなったら、ムリんなった時考えりゃいいだろが」

「ホントにいいの…?」

「いいっつってんじゃねぇか。おまえ、しつけーな」

「ありがとう」