あしたなど・わかってたまるか・コノヤロー

地面に座った井出は、ポケットからチョコを出して真っ二つに割った後、オレに半分を差し出した。

めちゃくちゃちっせーチョコが、さらにミニサイズんなった。


チョコを食いながら寺を見渡したが、妖精は見当たらねぇ。


「なぁ田口、沢辺居ないな…。消えたのかな…」

「消えたかもしんねぇな」


寺はすげぇ静かで、階段から寺の方に進んでくと、下界を眺められる場所がある。
木のテーブルとイスがある。

坊さんが茶ーすんだろ。

オレらの中学が、めちゃくちゃ遠くにちっさく見える。


「田口、ここ、すげー景色いいよなぁ」